二階氏 翁長知事と会談「沖縄に寄り添い努力」

2016年08月11日 07:31

 自民党の二階俊博幹事長は10日、沖縄県の翁長雄志知事と会談した。翁長知事が沖縄振興に3000億円台の予算確保を求めたのに対し、政権政党として沖縄に寄り添い、しっかり対応していく考えを示した。二階幹事長は「機会をみて沖縄を訪問したい」とも応じた。

 会談後、記者団の問いに二階幹事長は「翁長知事はもともと自民党の人。自民党との間にいろいろな話し合いができる、そういう関係を持っていこうということで積極的に自民党本部をお尋ねいただいた。そのことに対し、同じ政治の道を歩む者として敬意を払い、沖縄の知事のご発言、ご要望に対し、政権政党として、基地の問題も平和の問題も自民党の責任にあるわけなので、しっかり対応していきますと知事に申し上げた」と語った。

 また、二階幹事長は「沖縄の将来を考え、自民党としてできるだけのことをし、寄り添って歩んでいくということが基本的に大事と認識している」と伝えたとし「予算問題等についても政府と綿密に打ち合わせをし、できるだけ沖縄の希望に添えるように努力していきたいと考えている」ということを伝えたとした。(編集担当:森高龍二)