菅義偉官房長官は12日の記者会見で、韓国メディアは北朝鮮が6回目の核実験の準備ができたとの報道をしているが、政府は北朝鮮の動きを把握しているのか、との問いに「政府としては、引き続き、米国・韓国と緊密に連携しながら、北朝鮮に挑発行動の自制、安保理決議、6者協議共同声明の遵守を求めていく」と答えた。
また、菅官房長官は「いかなる事態にも対応できるよう、緊張感を持って、情報収集や警戒監視に万全を期している」とした。
菅官房長官は「平素から、北朝鮮については情報収集や分析に努めている」とし「具体的な情報、分析については控えたい」として、政府把握の情報については回答を控えた。
また、記者団が短期間で再び核実験が行われるようなことがあった場合、日本政府としては北朝鮮にどのような働きかけをしていく考えか、との問いに「日米・日米韓の連携をしっかりとっている」とし、ロシアや中国などにも働きかけし、今も、しっかり対応している旨を示した。(編集担当:森高龍二)