6者会合の日米の首席代表が北問題で意見交換

2016年09月12日 08:05

 日・米・韓・中・露・北朝鮮の6者会合の日米の首席代表が11日、北朝鮮問題で意見交換した。北朝鮮の核問題に断固たる対応をとっていくことで一致した。

 この日、日本側6者会合首席代表の金杉憲治アジア大洋州局長が、訪日中の米国側6者会合代表首席のソン・キム国務省北朝鮮政策担当特別代表と北朝鮮の核問題で意見交換した。

 外務省によると、この会談で「両者は、北朝鮮の核実験は断じて容認できず、安保理決議や6者会合共同声明の遵守を北朝鮮に強く求めていくことを確認した」としている。

 また、外務省は「両者が、国連安保理の場を含め、国際社会において緊密に連携していくことを再確認した。そのうえで、北朝鮮に対する更なる制裁措置を含む新たな安保理決議の採択に向けた取り組みや日米それぞれの追加的な独自措置の検討などを引き続き、日米、日米韓で協力し、断固たる対応をしていくことで一致」と発表した。(編集担当:森高龍二)