女性若者へ安保法制・環境変化の説明重要 防相

2016年09月17日 09:08

訪米中の稲田朋美防衛大臣は16日、安保法制成立から1年、施行から半年経過したことに関し、どういうふうに運用を本格化させていくのか、記者団に問われ「国民の皆さん、特に女性の皆さんや若い人達に、しっかり説明していくことが重要だと思っている」と安保法制への理解を得るための説明や安全保障環境の変化に対応した説明をしていくことが重要との考えを示した。

 また稲田大臣は「今の日本を取り巻く環境を考えると日本自身の防衛力をしっかりつけていく、万全なものにしていくということも重要だが、日米同盟の強化というのは、非常に大きなウエイトを占めていると思う」と語った。

そのうえで「日米新ガイドラインが成立したこと、特定秘密もそうですが、かなり安倍政権でしっかりやってきたことの成果は表れているというふうに思う」と語った。

稲田大臣は「何が課題かというと、そういった非常に大きな法律(安保法制)であったり、今を取り巻く環境における対応であったり、それをしっかりと、わが国は法治国家なので、憲法の制定する範囲内で、立憲主義に反しないものであることを説明していくことが重要だと思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)