脱法ハーブ問題機に包括規制導入を検討へ

2012年04月16日 11:00

 政府は馳浩衆議院議員(自民党)から脱法ハーブに対する取り締まりについて質問され「いわゆる脱法ハーブについて、規制を加えても直ぐに新しい薬物が出回るという、いたちごっこのような状況との指摘があることを踏まえ、指定薬物の規制の実効性を高める必要があると考えている」との認識を示し、「指定薬物の指定をより迅速に行うよう努める」とした。

 また「化学的な基本構造が同質の類似薬物を一括して薬事法の規制対象に指定する包括規制の導入について、専門家の意見を聴きながら検討する」との考えを示した。

 馳衆議院議員が「包括規制の導入も必要ではないか。これにより類似薬物の出現に一定の歯止めをかけることが出来るものと考える」と政府の見解を質したのに答えた。(編集担当:森高龍二)