那覇空港第2滑走路予算や工期でも信頼回復に

2013年02月09日 18:00

 山本一太沖縄・北方対策担当大臣は仲井眞弘多沖縄県知事らが熱く願っていた那覇空港第2滑走路の早期完成に向けた予算を初年度130億円つけたことや工期についても当初の7年計画から実質5年10ヶ月に短縮したことなど、沖縄県と政府との信頼関係構築について安倍総理の強い意思を反映させたもので、「総理の強い意思を分かって頂けたのではないかと思う」と25年度沖縄振興予算(総額3001億円)なども含め、7日の衆議院予算委員会での石破茂自民党幹事長との質疑応答を紹介しながら、その思いをブログで紹介した。

 山本大臣は「予想に反し、衆院予算委で野党の質問者から厳しく質問されることはなかった」と比較的平穏に乗り切れた思いをブログに綴った。

 そのうえで「参院予算委の審議はこんな風にはいかない。衆院よりずっと厳しい審議になるだろう」と気を引き締めたようすをうかがわせている。(編集担当:森高龍二)