政府 北朝鮮ミサイル対策で官邸に対策室設置

2012年04月12日 11:00

 政府は北朝鮮が人工衛星の打ち上げとしてミサイル発射を予告していることを受け、11日午後1時、官邸に「ミサイル発射事案に関する官邸対策室」を設置した。

 官邸内危機管理センターに設置していた情報連絡室を改め、体制強化を図ったもので、藤村修官房長官は「北朝鮮が地域の平和と安定を損なうような行為を慎むよう、関係各国とも連携し、最後まで発射の中止を働きかける」とした。

 また「仮に発射した場合に備えて、対応に遺漏なきを期していきたい」と語った。発射は12日午前7時から16日までの間とされている。

 藤村官房長官は国民への情報発信という面でも「適切に配慮していきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)