来年2月末の金曜から「プレミアムフライデー」

2016年11月26日 12:32

 日本経済団体連合会の榊原定征会長は消費喚起策の一環として「月末の金曜日を午後3時には退社する」いわゆる『プレミアムフライデー』について、来年2月の最終金曜日よりキャンペーンを開始したいとの考えを語った。

 榊原会長は記者会見で「今週末から米国で始まるブラックフライデーは、ナショナルキャンペーンとして大きな成果をあげている」とし「経団連としては2月の最終金曜日よりプレミアムフライデーと称するキャンペーンを開始したいと考えている」とした。

 榊原会長は「毎月最終金曜日をプレミアムフライデーとして、全国的な消費拡大を目指していく」とし「消費者の将来不安や保守的・防衛的な消費行動を転換し、明るい雰囲気を作り出すような運動を展開していきたい」と期待した。

 また「会員企業にも月末の金曜日は遅くとも午後3時ぐらいには退社して、社員が映画鑑賞や外食、泊りがけの旅行など特別な時間を過ごしてもらえるように呼びかけていく。国も巻き込みながら、プレミアムフライデーを消費拡大につながるような大きな行事にしていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)