三井ホームが、注文住宅フリー設計新商品「tokotoko(トコトコ)」を発売すると発表。家族の絆をはぐくむ大切な時間を過ごす住まいの空間設計提案をテーマにした、とりわけ家族の絆が大切な時期とされる30歳代を中心とする子育て世代をターゲットとした商品だという。
新商品「tokotoko」は、中間階をもつスキップフロアを採用することで、家族がどこにいてもつながりを感じることのできる家。特に、空間構成がもたらす視線の変化によって、一般的な2階建ての住まい以上に、家族の成長や変化にも気づくことができる効果が期待できる。また、いくつものスキップフロア構造がもたらす多彩な空間設計により、楽しさや愛着が増してくるとも期待される。
三井ホームの掲げる「スマート2×4(ツーバイフォー)」の環境設計提案は、同社ならではの高い基本性能と木の家の持つ環境や人へのやさしさをベースに、住む人の暮らしまで考えた一体提案。今回の新商品では、住まいにおけるコミュニケーションを促進するスキップフロアのダイナミックかつ、快適に過ごすことのできる多彩な空間演出の提案し、家族の絆をはぐくむ住まいづくりを訴求、受注拡大を図るという。
太陽光発電搭載の物件が増加し、電気自動車充電コンセントを装備した住宅も登場するなど、環境・省エネ系への関心が高まっている。今回の新商品でも、高気密・高断熱の基本性能を活かし、自然の力を活かす設計「パッシブエコ」、創エネ機器(太陽光発電システム等)をはじめとする「アクティブエコ」やトータル空調システムなどの「快適設備」、さらに家庭用蓄電システムやエネルギー監視システムなどの「スマート設備」を組み合わせた一邸ごとの提案をしている。住宅供給戸数も順調に推移しており、スマートシティやスマートコミュニティーと呼ばれる低消費エネルギー社会が、思ったよりも早く実現するのかもしれない。