マツダの基幹クロスオーバーSUV第2世代、新型「CX-5」予約受付開始

2016年12月16日 17:23

Mazda_CX-5

2017年2月2日に納車開始を予定しているマツダのクロスオーバーSUVの第2世代「CX-5」、価格は246.24万円~352.62万円。写真のボディカラーは新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」

 マツダは、同社を代表するクロスオーバー車「CX-5」をフルモデルチェンジして発表した。予約受付は12月15日より開始。発売開始は2017年2月2日を予定している。先代の同モデルは、2012年2月に発売し、年を追う毎に販売台数を伸ばし、マツダのグローバル販売の25%を占める基幹車種に成長した。

 新型は「洗練された力強さ」をキーワードにデザインされ、フロントからリアへと突き抜けるスピード感を表現したという。前傾したスタンスを強調する骨格や彫りの深いディテールで、艶やかさと精悍さが融合したエクステリアとなった。またボディカラーには新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初採用した。

 インテリアでは、ドライバーを中心に操作機器や計器類を左右対称に配置。ステアリングの中央からインストルメントパネルの加飾、左右の空調ルーバーの高さを揃え、ドアトリムの加飾も水平基調の造形とした。これによりドライバーが運転に集中でき、ダイナミックな広がり感のある空間を実現したという。インテリアカラーはレザー2種類(ピュアホワイトとブラック)とファブリック1種類(ブラック)を設定する。

 また、車両運動制御技術「SKYACTIV-ビークル・ダイナミクス」の第1弾である「G-ベクタリング・コントロール」を搭載、ドライバーの意のままのパフォーマンスフィールと、優れた静粛性や乗り心地など同乗者の快適さを両立する走行性能を実現した。さらにマツダ国内仕様車として初採用となる、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)による0~100km/hの間での追従機能など、安全性能やヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)の領域でも大幅に進化している。

 パワーユニットは2リッターと2.5リッターのガソリンエンジン、2.2リッターディーゼルターボの3種。いずれもトランスミッションは6速ATを組み合わせ、駆動方式はFFと4WDを揃え計8グレード展開となった。

 ディーゼルターボターボ搭載車の燃費はFFモデルが18.0km/リッター、4WD車が17.2-17.6km/リッターを達成し、重量税・自動車税が免税となる。

 価格は246.24万円~352.62万円、月間販売台数は2400台を計画している。(編集担当:吉田恒)