4月14日に予定されていた野田佳彦総理主催による桜を見る会が北朝鮮の衛星打ち上げ発表を受けて、対応に万全を期すため中止することが23日決まった。
藤村修官房長官が同日、明らかにしたもので、官房長官は「北朝鮮の衛星打ち上げ発射に備え、対応に万全を期す」とし、「桜を見る会を(そのため)取りやめることとした」と述べた。
この日の閣僚懇談会で、藤村官房長官は、北朝鮮の衛星打ち上げに関して「米国、韓国をはじめとする関係国と緊密な連携につとめ、関係省庁間で情報収集に努め、万全を期すようお願いしたい」と語ったことを明らかにし、「関係各国とともに北朝鮮に対しては強く(発射の)自制を求めているところだが、発射を強行する場合に備え、(関係閣僚は)その対応に遺漏ないようお願いしたい」と述べたことも語った。(編集担当:福角忠夫)