テロ等準備罪審議に絡む文書 法相が国会で謝罪

2017年02月08日 07:43

 金田勝年法務大臣は7日の衆院予算委員会で「テロ等準備罪」についての予算委員会での質疑に「成案を得て国会に提出後、所管の法務委員会において、しっかり議論を重ねていくべきものと考える」などと、予算委員会での議論を回避することを示唆する文書を放送記者クラブの記者らに渡したことについて、この文書を撤回したことを語るとともに、謝罪した。

 金田法務大臣は「文書の内容は予算委員会で答弁してきたことを整理し、自分自身に向けた思いを放送記者クラブの記者のみなさんに理解してもらうためにしたためたもの」と訳の分からない説明を行った。

 また「国会に対し、審議の在り方を示唆するものであるかのように受け取られるという点で不適切だったので、文書を撤回し、お詫びを申し上げる」と答弁した。

 日本共産党の宮本岳志議員の質問に答えた。宮本議員は「国会と行政府の関係もわきまえていない」と指摘。また「予算委員会は基本的な政策判断について、政府の見解や姿勢を質す場だ」とし「国民の権利と暮らしに重大なかかわりを持つあらゆる案件を議論する場だ。法案がでてくるまで審議するな、予算委員会でなく、法務委員会で行えと言わんばかりで、国会審議への介入と言わざるを得ない」と非難した。(編集担当:森高龍二)