総理を議長に13日、災害廃棄物処理関係閣僚会議

2012年03月13日 11:00

 政府は東日本大震災で発生した岩手、宮城の大量のガレキの広域処理を推進するための災害廃棄物処理推進関係閣僚会議を13日の閣議前に開く。

 野田佳彦総理自らが議長をつとめ、内閣あげての取り組み姿勢を形の上でも示したい意向。副議長には藤村修官房長官、平野達男復興大臣、細野豪志環境大臣が務め、川端達夫総務大臣、鹿野道彦農林水産大臣、枝野幸男経済産業大臣、前田武志国土交通大臣が構成メンバーに入る。

 藤村官房長官は「ガレキの広域処理とガレキの再利用を進めていきたい」と12日夕に語った。広域処理については東京都がガレキ受入れを本格化しつつあるが、その他の自治体では進んでいない。政府は文書で自治体に対して広域処理への協力を改めて要請していくことにしている。(編集担当:福角忠夫)