田中直紀防衛大臣は9日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う自衛隊の災害派遣活動の結果「かつてないほど防衛省・自衛隊に対する国民の期待と信頼が高まっているように感じている」と述べるとともに「これからも要請があれば適切に対応をしたい」と東日本大震災から丸1年を目前にして、今後も国民の信頼に応えていきたい旨を語った。
田中防衛大臣は記者会見冒頭で「亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます」と述べた。また「被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます」と語った。
また、今回の震災では「自衛隊は10万人態勢で被災者の救助、行方不明者の捜索、生活支援、原発事故対応に当たってきた」とし、活動を記録したDVDを全国24都道府県の100店舗のビデオレンタル店で無料貸し出ししていることを紹介し「貴重な映像なので是非、ご利用いただきたい」と呼びかけた。(編集担当:福角忠夫)