東京商工リサーチによると、東日本大震災に関連する倒産件数(負債額1000万円以上)は2月末現在で、震災発生からこれまでに628件にのぼることが分かった。負債総額は9195億5100万円となっている。
都道府県別では東京が最も多く156件、次いで北海道(47件)、福岡(32件)、岩手(29件)、大阪(28件)、福島(26件)、愛知(25件)、宮城と静岡(各23件)となっていた。
産業別では宿泊業・飲食業を含むサービス業が155件で最も多く、次いで製造業(145件)、卸売業(110件)、建設業(102件)、小売業(50件)だった。
直近の2月のみの倒産件数は45件で、負債総額は119億5600万円だった。業種別にみると、サービス業が15件、製造業が10件、卸売業が8件、建設業が4件などになっていた。(編集担当:福角忠夫)