加計理事長、和泉総理補佐官らの証人喚問要求

2017年07月12日 05:24

 民進党の山井和則国対委員長は11日、自民党の竹下亘国対委員長との会談後、記者会見し、会談において(1)安倍晋三総理出席の予算委員会の開催を行う事(2)加計学園への獣医学部新設を巡る疑惑を払拭するため、当事者の加計孝太郎・加計学園理事長、和泉洋人・総理補佐官、藤原豊・前内閣府審議官、杉田和博・内閣官房副長官、萩生田光一・内閣官房副長官、前川喜平・前文部科学事務次官、木曽功・元内閣官房参与の7人の証人喚問を求めた。

 また(3)臨時国会の速やかな開催(4)北朝鮮情勢審議のための安全保障委員会、日欧EPA審議のための農林水産委員会の開催を求めた、ことを明らかにした。

 こられの要求に対して、竹下国対委員長は「総理、公明党、党役員らと相談して、今日か明日に回答する」旨の返答があったという。

 山井国対委員長は「総理や公明党と相談されれば、当然、近いうちに総理出席の予算委員会が開かれるものと確信する。何より、安倍総理本人が丁寧に説明したいということを国民に約束しているわけだから、安倍総理が拒む理由はない」と語った。(編集担当:森高龍二)