日本とロシア両国の政府関係者と地震・津波分野の専門家が参加する地震・津波分野における日露専門家会合が27日、28日の両日、宮城県仙台市で開催される。29日には被災地を視察する予定。
今回の日露専門家会合では「東日本大震災で生じた地震・津波の評価と今後の地震・津波防災の在り方について情報及び意見の交換を行うとともに,この分野における今後の日本とロシアとの協力の課題と展望について議論する」としている。
この会合は「2007年2月のフラトコフ・ロシア首相(当時)が来日の際に地殻活動の観測研究、地震活動のモニタリングとデータの交換、火山噴火の監視、津波警報システムの改善、関係機関間の協力、専門家交流の拡大等を内容とする日露政府間の協力プログラムが署名された」のを受けて開かれることになった。(編集担当:福角忠夫)