今月3日に発足したばかりの第3次安倍第3次改造内閣の閣僚に対して、早くも野党から辞任を求める声があがっている。
早く辞任した方が良いと言われているのは、江崎鉄磨沖縄・北方担当大臣兼消費者行政大臣。江崎大臣は国会での答弁は「役所の原稿を朗読する」、北方領土問題は「素人」などと発言し、報道された。
民進党の野田佳彦幹事長は7日の記者会見で「もともと総理からの要請に対し、体力の問題を含めて断ったという報道を見た」ことも取り上げ「追及されて辞めるより、もともとやる気がないのであれば早く辞められた方がご自身のためになるのではないか」と早々の退場を求めた。
また、野田幹事長は、江崎大臣が「北方領土問題は素人」などとしたことに「これは、関係者はがっかりだ」と適材適所の『仕事人内閣』とした安倍内閣に疑問を呈した。
江崎大臣は「軽率だった、の一語。北方領土問題は素人との発言は謙遜の意味での発言」と釈明している。(編集担当:森高龍二)