自民党は豊田真由子衆院議員(埼玉4区)の離党届を11日までに受理した。豊田議員は当時秘書だった50代の男性に暴言、暴行の疑惑が取り沙汰され、暴言音声はメディアでも流れた。
豊田議員は6月22日発売の週刊新潮で秘書への暴言・暴行疑惑を報じられ、この日に自民党に離党届を出していたが、豊田氏の議員としての資質や責任が問われる中で、自民党は除籍処分や議員辞職勧告をすることなく、離党を認め、党の自浄能力を示すことはなかった。
豊田議員は「決める・ブレない・責任を果たす政治を若さと経験と誠実さで必ず実現する」とアピールする自身のHP「活動報告」蘭で活動を紹介してきたが、6月6日以降、新しい情報は載せていない。今回の問題についても、11日現在、HPに載せておらず、議員として国民への説明責任は果たしていない。事実関係について正式な会見の場で説明することが求められている。豊田議員は元厚労省官僚。現在2期目。(編集担当:森高龍二)