全員当選への気概持って戦いに臨むと二階幹事長

2017年09月20日 05:59

 自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で「昨日安倍晋三総理私邸で、総理から、次の様な話があった。今、早期解散を検討している。時期については国連総会から帰国してから決めるので宜しくお願いしたい」ということだったと語った。

 二階幹事長はそのうえで「解散は総理の専権事項なので、解散の判断は総理が思惟の情勢を勘案して高度な政治判断をなさる訳であり、このことについて私の方からコメントをするのは差し控えたいが、我々の最も信頼する安倍総理がそういう方向をお示しになられたので、我々としては責任を持って対応する」と述べた。

 二階幹事長は「来るべき選挙に自民党が全員当選できるような気概を持って戦いに臨んでいく。これに尽きる」と語った。

 また、二階幹事長は衆院解散・総選挙について「自民党、特に安倍政権が今日まで政党を引っ張ってきた訳なので、国民の皆様から色んなご意見やご批判があろうかと思う。それを承る一つの絶好の機会だと思っている」と述べた。

 また、二階幹事長は憲法改正案件と総選挙実施によるスケジュール感を聞かれ「憲法の様な重要な問題をいつまでにと日を区切って結論を出すということ自体が難しい問題で、急ぐ必要はないと考えている。急ぐことよりも、慎重にやることの方が大事だと考えている」と答えた。(編集担当:森高龍二)