在沖縄米軍基地所属の大型輸送ヘリ「CH53E」が飛行中に機内で火災が発生し、北二部訓練場外の民間地に緊急着陸。乗員は全員機外に退避し、無事だったという。この事故で機体はほぼ全焼した。
米軍ヘリの事故が相次いでいるが、今回緊急着陸した東村高江の地点から約300メートルには民家もあり、緊急着陸地点によっては惨事を引き起こしていた可能性もある。
事故は11日午後5時20分ころ、訓練飛行中だったという。翁長雄志知事は事故に抗議するとともに、原因を究明し、明らかになるまで飛行を同型機の飛行を再開しないよう米軍などに求める方針。
野党議員からは「あまりに事故続き。危険や大惨事と隣り合わせの沖縄。まず事故原因が明らかになるまで飛ぶべきではない」との声があがっている。(編集担当:森高龍二)