聯合ニュースは22日、ベルギーを訪問中の韓国外交部・康京和(カン・ギョンファ)長官がEUやベルギー側との会談で「制裁自体を目的とするのではなく、北朝鮮が非核化に向けた対話の場に出てくるようにすること、北朝鮮核問題を平和的な方法で解決すべきだとする考えで一致した」としていることを報じた。
また「EUとベルギーから、北朝鮮核問題の解決に向けた韓国のアプローチに対する支持を確認した、と説明した」とも伝えた。
こうした平和的解決へのアプローチを支持する姿勢や期待が示されたなかで、康長官は北朝鮮の核開発段階についての認識では「(核武装完成まで)非常に早いペースで進んでいる」との認識も示していることも伝えている。
康長官は「北朝鮮は6回目の核実験以降、坑道が崩落したが、トンネルは一つだけではないため、いつでも核実験を実施できる」状況にあるとの見方を示したことも伝えた。
聯合ニュースは北朝鮮が東部・咸鏡南道の新浦造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLMB)を搭載し運用できる新型潜水艦を建造しているもようと米政府関係者の話として米外交専門誌「ザ・ディプロマット」が今月18日に伝えたことも報じている。(編集担当:森高龍二)