日産自動車は、「NV350キャラバン」のバン、マイクロバス(スーパーロングボディ/ワイド幅)に2.5リッター・ガソリンエンジン「QR25DE」搭載の4WD車を追加設定し、12月11日より全国一斉に発売すると発表した。これまで、NV350の4WD仕様車は、2.5リッターディーゼルターボ「YD25DTTi」搭載モデルに限られていた。
「NV350キャラバン」は2012年の発売以来、広く使い勝手の良い荷室空間や存在感のある外装デザインなどが好評で、法人やレジャーを楽しむ個人のユーザーまで、幅広い用途で利用されるクルマだ。
今回、バン「DX」およびマイクロバス「DX」、「GX」(いずれもスーパーロングボディ、ワイド幅)に、ガソリンエンジン「QR25DE」エンジン搭載の4WD車を追加設定する。
また、バンの「プレミアムGX」には乗り降りの際の利便性を向上させる「助手席側ワンタッチオートスライドドア」をオプション設定し、2018年1月16日に発売する。
日産は、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の取り組みのもと、クルマの「電動化」「知能化」に向けた技術開発を推し進めている。
目指すは、地球温暖化やエネルギー問題、交通事故や渋滞など、クルマが関与する社会課題の解決である。同時に、クルマと人々の関係をよりワクワクする体験へと進化させていくことも目標のひとつだ。
「NV350キャラバン」は、この「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化する、インテリジェント エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)をはじめとした先進安全装備を採用しているモデルだ。
なお、オーテックジャパンも、ベース車と同様に、送迎仕様車「送迎タイプ・マイクロバスGX」に、ガソリンエンジン「QR25DE」エンジン搭載の4WD車を追加設定し、12月11日より発売する。とともに、「プレミアムGX」をベースとしたカスタムカー「ライダー」に「助手席側ワンタッチオートスライドドア」をオプション設定し、2018年1月16日に発売する。(編集担当:吉田恒)