自民党の二階俊博幹事長は安倍晋三総理の国会での所信表明を受けて、１７日の記者会見で「立派な演説だったと心から敬意を表したい」と述べた。
今後の国会論戦については「紛れも無く国民の皆様のための国会でありますから。その実を上げていく様に、我々も与野党を通じて努力をしなければならないが、大半の責任は与党側、その中でも大半の責任は自民党の中にあると思っている」と述べ、「政策を大事にし、政策実現・実行に全力を尽くしていくという姿勢で臨んでいきたい」と語った。
また幼児教育無償化に所得制限を設ける考えについては「広く多くの皆様に本当に役に立つ政策を実行・実現していこうとすれば、範囲をある程度絞り、あるいは、支給を受けた人たちからすれば、ちゃんとした手ごたえがあったような感じになる配分方法を考えれば、おのずから制限を加えて行かなければ、なんでもかんでもそれだけやればいいというのは政治ではありませんから。（所得制限の在り方は）これから研究していこうということで良いんじゃないか」と記者団に答えた。（編集担当：森高龍二）
