野田佳彦総理は10日の衆議院予算委員会で現在の日本経済について「デフレの認識を持っている」とし「円高、デフレを克服することをめざしており、内閣として危機感を持って対応していく」とデフレ克服への決意を述べた。西村康稔議員(自民党)がデフレに対する総理の認識を質した。
また、2011年から2020年までの平均消費者物価上昇率について古川元久国家戦略担当大臣は「2%程度の緩やかなインフレを目指す」とした。
さらに白川方明日銀総裁は「2%以下のプラス領域で中心は1%程度をめざす」とし、「展望できるまでゼロ金利を行っていく」とゼロ金利を継続していく考えを示した。(編集担当:福角忠夫)