ホンダは、この2月中旬にマイナーモデルチェンジを予定している「VEZEL(ヴェゼル)」に関する情報を、本日、ホンダのホームページで先行公開した。
今回実施するマイナーモデルチェンジでは、先進感と力強さを際立たせたエクステリアや、上質感と心地よさを追求したインテリアなど、デザインに一層の磨きをかける。公開されたエクステリアの写真はフロントだけだが、フロントグリル回りが精悍でアグレッシブな印象になっているのが分かる。また、ポジションランプを内蔵するコンビネーションランプ、バンパー下のフォグランプなどのLED、サイドシルの意匠も新しくなっている模様。
同時に、ハイブリッドモデルに採用している「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-DCD」に、きめ細かなチューニングを施し、さらにスムーズな加速フィールを実現したとしている。
加えて、常時「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」でクルマの周辺状況を確認して安全運転を支援する先進のシステム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備としたのもニュースだ。
「Honda SENSING」は、衝突を回避する自動ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者を認識して歩行者事故低減する衝突回避ステアリングシステム、クルマが車線からはみ出すのを防ぐ路外逸脱抑制機能、適切な車間距離を保つアダプティブ・クルーズ・コントロール、オートハイビームなどをセットで装備するシステムだ。
HONDA VEZELは2013年12月に、SUVの力強さ、クーペの華やかさ、ミニバン並みの使い勝手など、ジャンルの枠を超えた価値を高次元で融合したクルマとして誕生。以来、2017年12月までに累計30.8万台を販売し、幅広い層のユーザーに支持されている。価格や詳細な装備、諸元などはマイナーチェンジの情報を待ちたい。(編集担当:吉田恒)