米国ホンダ、ミッドセダン「アコード」が北米「カー・オブ・ザ・イヤー」獲得

2018年01月19日 06:52

Honda_ACCORD

米国で2017年10月に発売となった新型ホンダ「アコード」が、デトロイトショーの会場で「2018 North American Car of the Year」を受賞した

 ホンダの北米市場向けの開発・販売するミッドサイズセダン「ACCORD(アコード)」が、米国ミシガン州デトロイトで開催されている「2018年北米国際自動車ショー」において、「2018 North American Car of the Year(ノースアメリカン・カー・オブ・ザ・イヤー)」を受賞した。

 Hondaとしては、2016年乗用車部門の「CIVIC(シビック)」、2017年ライトトラック部門の「RIDGELINE(リッジライン)」に続き、3年連続での受賞となった。

 このアワードは、2017年に発売された新型車とフルモデルチェンジ車を対象に、米国とカナダのジャーナリストにより、先進性、デザイン、安全性能、走行性能、顧客満足度などの総合的な評価に基づいて選考される賞である。

 北米で10代目となるアコードは、2017年10月に発売された新型だ。新型アコードは、デザイン・パッケージング・走行性能を大幅に刷新し、最新のコネクティビティと安全運転支援技術を搭載した新世代のミッドサイズセダンを目指して開発された意欲作。

 エクステリアは、ワイド&ローのプロポーションに加え、切り詰められたフロントオーバーハングや、低く構えたボンネットの採用などにより、スポーティでプレミアムなフォルムとなった。

 インテリアはクラス最大級の後席レッグスペースや、圧迫感を感じさせない広々とした前方視界によりクラスを超えた空間を提供する。

 上記パッケージングの刷新とともに、パワートレーンには2種類の1.5リッターと2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンと「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を設定。

 2.0リッター直噴ターボエンジンには独自に開発した10速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、高い静粛性と燃費性能、3.5LリッターV6エンジンを凌駕するトルクを備えた次世代のパワートレーンだとしている。

 また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備するなど、新世代のミッドサイズセダンとして開発され、北米で高い評価を受けているクルマだ。(編集担当:吉田恒)