民進党の大塚耕平代表は5日の記者会見で、「隠ぺい・圧力・権力乱用の3つが安倍政権の特徴ということが明白になってきた」と語るとともに「民主主義の危機と言って過言ではない」とし、「(安倍晋三総理は総理のポストを降り)次の総理が総選挙に臨むのがいいのではないか」と早期の内閣総辞職を求めた。
大塚代表は「次期総選挙は『民主主義を重んじる政権を樹立したいと思う人たち』と『軽んじる勢力』との闘いだ」と述べ「多少の政策の個別分野での違いを互いに調整して乗り越えて結集してほしい」と新党結成への想いを語った。
民進党は新党結成を目指しているが、その際、大塚代表は「民主主義、国民生活を守るという観点で、今、民主主義の危機だと思っている方はどなたでも結集してもらいたい」と述べ「新党協議会の中で決まってくる内容を見て皆さんが判断されると思う。現時点で誰に結集してほしい、してほしくないという考えはない」と述べた。この日の会見で、大塚代表は立憲民主党からは新党への参加は無理との回答を受けている旨、明らかにした。(編集担当:森高龍二)