領海警備法 提案されれば真剣に検討と防衛相

2012年02月01日 11:00

 田中直紀防衛大臣は31日、町村信孝元外務大臣(自民党)の代表質問に答え「領海警備法が提案されれば真剣に検討したい」と答えた。

 この日、町村元外相は「中国は、尖閣は確信的利益と言っている。何百人も漁民が尖閣に上陸した時、対処できない。そのために領海警備法が必要だ」と新法の制定により自衛隊が領海警備できるようにするよう対処を求めた。

 田中防衛大臣は一義的には警察や海上保安庁が対応するが、警察や海上保安庁で対応できないものは自衛隊で対処する旨を語り、それを踏まえて「領海警備法が提案されれば真剣に検討したい」とした。(編集担当:福角忠夫)