進次郎さん口だけだったのか、残念です 辻元氏

2018年07月19日 06:57

 参議院の定数を「6増」する公職選挙法改正案に、議席を増やすのはおかしい、と言っていた自民党の小泉進次郎議員や「議席増には本当は反対」と言っていた自民議員が18日の衆院本会議では『賛成票』を投じていた。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「言うことと、やることが全然違う。情けない」と自身の意思を通せない気骨のなさに呆れる。

 辻元国対委員長は「このご時世、参院の議員定数を増やす法案を強行するのは言語道断。自分たちが有利になる選挙制度の強行は自民党の横暴ここに極まれりだ」と非難した。

 合わせて「改革だとか、偉そうなこと言うてる議員がたくさんいた。(なのに)みんな、賛成票を持ってひょこひょこと登壇して情けない」。「小泉進次郎さんが造反するかしらと、将来性のある議員だから期待したけれども、残念でした。賛成されました。議員の数増やすっていうのはおかしいとおっしゃっていたのに、口だけだったのかしら。残念ですね」とも。

 筋を通したのは自民党の船田元衆院議員総会長。「議員が増えることに国民の理解は得られない」とし、反対票こそ投じなかったが、棄権する選択を行った。(編集担当:森高龍二)