猛暑に負けない最新UV対策。蜂蜜で紫外線に負けない肌づくり

2018年07月22日 10:37

画・USJがまた値上げ。強気の戦略の背景。

紫外線B波(UVB)は紫外線A波(UVA)と比べてエネルギーが強く、肌の細胞に強いダメージを与えて炎症や水膨れを起こす。

気象庁によると、紫外線B波(UVB)が日本国内で最も多くなるのは7~8月。UVBは紫外線A波(UVA)と比べてエネルギーが強く、肌の細胞に強いダメージを与えて炎症や水膨れを起こす。浴びすぎると、皮膚ガンやシミの原因にもなるといわれているので、美肌が気になる女性に限らず、男性でもしっかりとしたUV対策を心掛けたいものだ。

 UV対策といえば、まず思い浮かぶのがクリームなどの日焼け止め製品だろう。停滞気味の化粧品市場においても、日焼け止めは年々拡大の一途を辿っている人気カテゴリーだ。JMR生活総合研究所の消費者調査によると、2015年の日焼け止め市場は、前年比4.3%増の337億円。また、同社が任意に選んだ日焼け止めブランド30品目の中では、花王の「ビオレ」と「ニベア」、資生堂の「アネッサ」などが人気だ。

 こうした日焼け止め製品を利用するのはもちろん有効だが、より効果的なUV対策のためには、紫外線に負けない肌の土台作りが必要だ。そのポイントは大きく2つある。まず、「肌の抗酸化力を高める」こと。そして、「肌の保湿力をキープ」することだ。

 人間にはもともと活性酸素を抑制する「抗酸化力」が備わっているが、長年の酸化ストレスの蓄積や、加齢などによって低下してきてしまう。保湿力も同様だ。

 そこで、これらを補い、高めるために、自然の素材を利用したスキンケア商品が注目を集めている。例えば、良品計画が展開する無印良品ブランドの人気商品、ホホバオイルもその一つだ。ホホバオイルには精製されたものと、無精製のものがあり、値段の幅も広いが、同社の精製されたホホバオイルは、品質も良くて値段も手ごろなのでホホバオイル初心者にもうけているという。ホホバオイルの他にも、古くからアトピーや乾燥肌などに用いられてきた動物性油脂・馬油なども人気だが、今、最も注目したいのが「マヌカ蜂蜜」だ。

 マヌカとは、ニュージーランド原生の植物で、ビタミン類、ミネラル類、酵素類、特有成分となるメチルグリオキサール(MGO)などが豊富に含まれており、古くから地元の先住民マオリ族によって「癒しの木」「復活の木」などといわれる薬木として珍重されてきた。そんなマヌカの花から採蜜された蜂蜜は、強い抗菌作用、抗酸化作用を持つことが特徴だ。さらに山田養蜂場の研究では、メラニンの合成に関わるチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを抑制することも明らかにされ、日焼け対策の素材として話題となっているのだ。

 同社では2017年12月よりマヌカ蜂蜜を配合した保湿クリーム「マヌカハニークリーム」を販売しており、SNSでも多くの女性に支持されている。

 マヌカ自体、もともと貴重な素材のため、偽物や質の悪いものも出回っているみたいなので、「マヌカ蜂蜜」や「マヌカハニー」などのコスメ製品は、安心できる専門の業者のものを使用したいものだ。

 日焼け止めは面倒くさいし、クリームを塗り忘れて家を出てしまったという経験を持つ人も多いだろう。そんな人は特に、普段のスキンケアを通して「紫外線に負けない肌づくり」をすることをオススメしたい。(編集担当:石井絢子)