日産自動車株は9月13日、世界で活躍し、今月開催されたテニス4大大会のひとつ「全米オープン」で、日本人初の女子シングルス優勝を果たしたプロテニスプレイヤーの「大坂なおみ選手」が日産ブランドアンバサダーに就任したと発表した。
大坂なおみ選手は、1997年10月16日、大阪生まれ。ハイチ出身のアメリカ人の父親と日本人の母親を持つ。2001年、3歳で渡米し、現在フロリダを拠点に活動。プロ転向は2013年だった。2016年に、全豪オープンで4大大会初出場でありながら3回戦進出。それを皮切りに、全仏オープン、全米オープンでも3回戦進出の快挙を果たす。同年10月の東レパンパシフィックオープンで準優勝を飾り、ツアーで最も躍進した選手に与えられる「WTA Newcomer of the year」に輝いた。
同選手は現在、20歳という若いプロテニスプレイヤーで、豪快でパワー溢れるグラウンドストロークや強力なサーブが武器。先日開催された全米オープンでは、日本人初の女子シングルスでの優勝を果たし、世界ランキング自己最高の7位。成長著しい若手テニスプレーヤーだ。
日産は、「人々の生活を豊かに」というビジョンを掲げ、「走行中の排出ガスゼロ」と「日産車と関係する死亡・重傷事故ゼロ」社会の実現に向け、電気自動車の普及や自動運転化技術の開発に取り組んでいる。今後も、「二つのゼロ」社会の実現に向け、ニッサン インテリジェント モビリティを、世界で推進していく。
そして、世界の頂点を目指しトッププレイヤーたちと熱戦を繰り広げる大坂選手の戦いが、この日産自動車のチャレンジングスピリットやグローバル企業として世界に挑む姿勢と共通するとの思いから、今回のブランドアンバサダー就任を依頼した。
大坂選手は今回のアンバサダー就任にあたって、「このたびは、世界有数の自動車会社に私のテニス活動をサポートいただけることになり、大変感激しております。電気自動車や自動運転でクルマの歴史を変えようとチャレンジしている日産自動車の姿勢に、私はとても共感しています。私も世界女王を目指しチャレンジすることで、これからの女子テニスの歴史を変える存在になれればいいなと思います」とコメントした。
日産自動車は、今後も活躍が期待される大坂選手の挑戦をサポートしていくとともに、世界一を目指し戦い抜き、今回優勝を果たした大坂選手の更なる「夢と情熱」を応援する。
今後は大坂選手が、日産のさまざまなグローバルでの広告宣伝活動やイベントに登場する予定で、大会遠征先では、日産車による車両のサポートを実施するとしている。(編集担当:吉田恒)