立憲民主の辻元国対委員長、国会の早期開催要請

2018年10月04日 06:31

 第4次安倍改造内閣が発足したのを受け、立憲民主党の辻元きよみ国対委員長は3日、自民党の森山裕国対委員長に臨時国会の早期開催を求めた。森山国対委員長は早期再開について政府に伝えると答えたという。

 両国対委員長の会談は国会内で行われ、辻元国対委員長は他の野党との確認事項を踏まえて、早期の国会開催と合わせ、今年度補正予算の編成については西日本豪雨、台風被害、北海道地震への対応など、国民の理解を得られる項目に絞り込んだ内容にすることや安倍総理出席のもとでの予算委員会を早期に開くことを申し入れた。

 辻元国対委員長は会談後、記者団に答え「予算委員会については、開催を検討していく」と答えるにとどまった。

 辻元国対委員長は通常国会閉会後、自然災害や外交、裁量労働制をめぐる過労死などの問題があり、再三、閉会中審査を求めてきたにも関わらず政府・与党は応じようとしなかった、とこれまでの対応について問題視した。

 また、組閣に疑問も多々あると各大臣に質していきたいとの考えを示した。(編集担当:森高龍二)