安住元財相ら6人の立憲会派入りを歓迎、福山氏

2018年12月20日 07:27

 衆院会派「無所属の会」の安住淳元財務大臣、江田憲司元民進党代表代行、大串博志元総理補佐官、黒岩宇洋元法務大臣政務官、中川正春元文科大臣、中村喜四郎元科学技術庁長官が立憲民主党への会派入りを表明したのを受け、立憲民主党の福山哲郎幹事長は「こころから歓迎したい」と19日までの記者会見で語った。

 福山幹事長は「通常国会は長い戦いであり、(来夏の)参院選挙に向けて非常に重要な国会になる」とし「無所属の会の方々が、一人ひとりのご判断で立憲民主党の政策、理念に共鳴して加わっていただいたことに感謝申し上げたい。我々もしっかり受け入れられるよう国対とともに準備を進めたい」と述べた。

 福山幹事長は来年度予算案が約101兆円に上る見込みであることに「どこまで広がるか分からないイージス・アショアの高額予算、『いずも型』護衛艦の空母化、専守防衛に疑義のある対応。消費税対策としてのポイント還元、プレミアム(商品券)等々、非常にバラマキ色の強い予算になっている」と指摘したうえで「100兆円を超える予算について違和感を覚えざるを得ない」と政府予算案を精査し、来年の通常国会で質していく考えを示した。(編集担当:森高龍二)