産業機械受注額 11月は前年同月比4.9%増

2012年01月13日 11:00

 設備投資の動向指針となる産業機械受注の昨年11月の状況が12日、日本産業機械工業会から発表された。前年同月より4.9ポイント増加し3597億6900万円になっていた。

 外需は前年同月に比べ23.1ポイント落ち込み1134億1400万円となっていたが、内需が前年同月より26ポイント増加し、2463億5500万円と外需の落ち込みをカバーし、全体を押し上げた。

 特に好調な機種はタンクで前年同月比で20.8倍に。またプラスチック加工機械が同67.1%増、送風機が同44.3%増、運搬機械も33.9%増、ポンプ26.6%増、化学機械12.5%増、鉱山機械10%増といずれも高い伸びをみせた。(編集担当:福角忠夫)