野党がこぞって問責決議された2閣僚(一川保夫防衛大臣と山岡賢次消費者担当大臣)の交代を求めるなか、野田佳彦総理は通常国会を前に12日に政府・民主三役による国会乗り切りへの対応を話し合う。
藤村修官房長官は11日、「私の立場としては」との前置きつきで「今の布陣のまま、通常国会を迎える」と語ったが、「私は人事権者では全くありませんので」と交代に含みをもたせた。
また「輿石東民主党幹事長も(2閣僚を交代させる必要はないと)ずっと同じことを言い続けているのでは」と現在の布陣での姿勢が政府・与党としての考えかのように語り、記者団からの質問を交わした。ただ、閣僚交代を含む態勢強化への動きは強まっている。(編集担当:福角忠夫)