枝野代表「熱引きだいぶ楽」院内会派にも言及

2019年01月25日 09:23

 インフルエンザA型に感染したため外出できない立憲民主党の枝野幸男代表がツイッターで24日、「ご心配をおかけしましたが、熱が引いてだいぶ楽になりました。ご心配いただいた皆さん、ありがとうございます」とツイッターで報告を兼ね、感謝の意を発信した。

 枝野代表は「予防接種を打っていたのとタミフルを飲むのが早かったことが良かったのかもしれません」と症状が短期に改善したことを報告。そのうえで「感染予防のため外に出ることができず多くの皆さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません」とも書き込んだ。枝野代表は回復が早ければ28日の通常国会召集日の復帰も期待できそう。

 また枝野代表は福山哲郎幹事長が社会民主党の又市征治党首に参院での会派入りを要請したことについて「政党間の合従連衡でなく、参議院で院内会派『希望の会(自由党と社民党による会派)』のメンバーが2人になってしまうことを踏まえて、院内での活動を充実させる見地から『希望の会』に残る2名の方と参議院限定の院内会派を構成しようというものです」と説明を書き込んだ。

 これは会派「希望の会」の自由党が国民民主党と衆参両院での統一会派を結成することに合意したのを受けての立憲民主党としての対応。立憲民主党は社民党のほか「沖縄の風」とも連携を図りたい考えだ。

 自由党の小沢一郎代表は国民民主党の玉木雄一郎代表との24日の会談で統一会派の結成と将来の合流を視野に政策協議を行うことで一致した、という。

 ただ、原発ゼロ基本法案を立憲・社民・共産とともに提出し早期に原発ゼロを目指す自由党と労組関係もあり原発ゼロを徹底できない国民民主党の間の原発政策の隔たりをはじめ、憲法9条、安保法制への対応の違いなど自由党と国民民主党との間には大きなズレがあり、合流しても有権者には政策が分かりにくそうだ。(編集担当:森高龍二)