大阪産大開発の水素で走る自動車13日公道走行

2012年01月10日 11:00

 大阪産業大学が水素エネルギーを利用して走行する燃料電池自動車を組み立て、自動車メーカー以外では日本で初めてナンバープレートを取得。公道走行が認められたことを受け、この自動車を13日正午過ぎから都内・文部科学省前で披露するとともに、一般の希望者に試乗してもらうイベントが文部科学省の企画として実施される。当日は中川正春文部科学大臣も試乗する。

 開発された車は「OSU-T4」。2人乗りで最高時速80キロメートル。航続走行距離は平均で200キロメートルという。最大出力は7.5キロワット。ブラシレスDCモーターを利用している。車両重量は720キログラム。

 当日会場で開発経緯や車両性能などについても大阪産業大学から紹介がある。(編集担当:福角忠夫)