6日 政府・与党社会保障改革本部で素案決定へ

2012年01月06日 11:00

 藤村修官房長官は5日、社会保障と税の一体改革の政府・与党としての最終案とりまとめ(素案決定)へ「6日に政府・与党社会保障改革本部(本部長・野田佳彦総理)を開く」と語った。

 藤村官房長官は政府・民主三役会議も6日に開く予定で「その後の進め方を協議することとなるが、総理発言通り、来週の早い時期に野党各党に呼びかけていきたい」とした。

 さらに「各党との協議を経て、大綱とりまとめをはかり、3月末までに(法案を)国会に提出したい」と語った。

 藤村官房長官は「どの政権が国政を担おうと避けて通れない課題なので、ネバーギブアップですすめていきたい」と語り、谷垣禎一自民党総裁らが「(消費税アップは)マニフェスト違反であり応じられない」と協議には応じない姿勢を明確にしている中、諦めずに「頭を下げて」テーブルに着くよう呼びかけていく姿勢を強調した。(編集担当:福角忠夫)