主催者展示として、イタリアのカロッツェリアが生み出した、60年~70年代のイタリアン・スポーツカーの傑作3台にフォーカスする展示の1台「ランボルギーニ・ミウラP400S/Lamborghini Miura P400S」
4月第一週・週末に第4回目となる「AUTOMOBILE COUNCIL 2019」が開催される。会期は、4月5日(金)~7日(日)の3日間で、会場は、前3回と同じく千葉市美浜区「幕張メッセ」となる。
AUTOMOBILE COUNCILは、「CLASSIC MEETS MODERN」をテーマに、日本車メーカー、インポーター、サプライヤー、ヘリテージカー販売店、マルシェ、イベントオーガナイザーなどが出展し、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されてきた。
過去から現代にいたる歴史、ヘリテージにスポットライトを当て、各々のブランド固有のフィロソフィや魅力を発信し、日本自動車文化の醸成を目指してきたイベントだ。
今年は、“クルマを中心とした大人の趣味人が集う3日間の夢の街「PRECIOUS SPRING TOWN」”をコンセプトに会場を展開。従来の車両展示に加え、カーライフや日常生活をさらに豊かに楽しむためのさまざまな商品やサービスを紹介し、クルマやファッション、インテリア、グルメなど「大人の趣味人」が集う架空の街で、スケール感のある“春のクルマの宴”が愉しめる企画となるという。
見どころは、トヨタが提唱して、日産、ホンダ、スバが協力する“80年代の国産車「百花繚乱80′s」で、日本の自動車メーカーの独創性と品質への情熱が欧米メーカーに追いつき、さまざまな技術や新車型が開花していった、日本の自動車産業にとって極めて重要な時期であり、その時代を彩った、各社の代表的なクルマを展示する。
予定される展示車は、日産Zの80年代のエース「日産フェアレディZ/Z32型」、80年代のニュースを溢れ返らせた「ホンダ・シティ・カブリオレ」、高速4WDツアラー「スバル・アルシオーネ」「初代レガシィ・ツーリングワゴン」、国産初のミッドシップスポーツ「トヨタMR2」、4ドアクーペというカテゴリーの先鞭「トヨタ・カリーナED」、そして世界の高級セダンに大きな影響を与えたクオリティサルーン「レクサスLS400」などだ。
また、ヤナセが初出展を決め、ヤナセオートシステムズが運営する「ヤナセ クラシックカー センター」が、メルセデス・ベンツ 600 リムジーネ/プルマン(W100)など歴代メルセデスの代表車種7台の展示を行ない、同時に「ヤナセ クラシックカー センター」がレストアを施した“乗って楽しむクラシックカー”2台を含め計9台を展示する予定だ。
なお、主催者展示として、イタリアのカロッツェリアが生み出した、60年~70年代のイタリアン・スポーツカーの傑作3台にフォーカスし、「自動車が与える夢、自動車が持つタイムレスな美」をテーマて展示する。かつてイタリアの「カロッツェリア」が新しい提案をフォルムに込め、競い合うように美しさを追求していた時代を代表するイタリアン・スポーツカーの傑作、「ランボルギーニP400ミウラS」(ベルトーネ)、「マセラティ・ギブリ4900」(ギア)、「フェラーリ365 GTB/4 デイトナ」(ピニンファリーナ)の3台が並ぶ予定だ。(編集担当:吉田恒)