安倍晋三総理は18日の総合科学技術・イノベーション会議でAI時代の教育改革について「未来を担う子供たちの誰もがデジタル時代の読み・書き・そろばんであるAIのリテラシーを身に付けられる環境を提供しなければならない」とし「何よりも教える側がAIの専門知識を持つことが大前提で、外部人材を積極的に活用する」と述べた。
安倍総理はAI教育のために「2025年までに小・中学校で4校に1人以上、高校で1校に1人以上の『ICT(情報通信技術)人材』を配置し、毎年100万人規模の子どもたちが十分なAI教育を受けることができる体制を整える」と数値を示した。
また「2022年の情報科目の高校での必修化に併せ、情報Ⅰを大学共通テスト科目に取り入れ、1学年・50万人の全ての大学生がAIを学べる環境整備を進める」と述べるとともに「入試やカリキュラムに積極的にAI科目を導入する大学を運営費交付金や私学助成金を活用したインセンティブ措置により支援する制度を整える」とした。(編集担当:森高龍二)