菅義偉官房長官は19日の記者会見で5月25日から28日までの間、米・トランプ大統領と夫人を国賓として招待すると発表した。
菅官房長官は「天皇皇后両陛下は大統領御夫妻と御会見になるほか、宮中晩さんを催される。また安倍晋三総理は大統領と会談を行う予定」と語り「令和の時代における初めての国賓として、トランプ米国大統領御夫妻をお迎えすることは日米同盟の揺るぎない絆を象徴するものだ」と強調。
菅官房長官は「この訪問を通じて、地域や世界の平和と繁栄に貢献する日米のグローバルなパートナーシップが更に強化することを期待したい」と期待した。
また、安倍総理が今月22日から29日にかけてフランス、イタリア、スロバキア、ベルギー、米国、カナダを訪問する予定と発表。
菅官房長官は「G7各国とG20(金融世界経済に関する首脳会合)大阪サミットの成功に向けた緊密な協力を総理は確認する予定だ」とし「G7議長国のフランスとはサミットの目指す方向性についても議論する。イタリアでは安全保障・防衛分野を始めとする幅広い分野での二国間関係の強化を含め議論する。ベルギーでは日・EU定期首脳協議を行い、日EU経済連携協定や日EU戦略的パートナーシップ協定に基づく関係強化について議論する」と語った。
また「日本の総理として初の訪問となるスロバキアでは同国に加え、チェコ、ポーランド、ハンガリー各国と『V4(ヴィシェグラード4カ国)+日本』首脳会合を催し、基本的価値を共有する日欧連携の重要性を確認する」と述べた。(編集担当:森高龍二)