「第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くす」と参院選挙での共闘へ立憲、国民、共産、社民、社会保障の5党会派と市民連合が政策合意し、安倍政権下での憲法改正阻止を明確な政策のひとつにした。
一方、安倍晋三総理は盛んに「令和の時代にふさわしい憲法づくりへ機運を盛り上げたい」などと雑誌対談で語り、自民党も青年部・青年局が主になり、6月1日、2日に全国一斉に改憲機運盛り上げへ街頭活動を展開する。
日本共産党の志位和夫委員長は、安倍総理が「令和の時代にふさわしい憲法づくりへ機運を盛り上げたい」などと発言していることに「元号の変更と憲法改定にどんな関係があるというのか。何一つ関係はない」とツイッターで指摘。
そのうえで「新しい時代にふさわしい憲法を作ろうと改憲の旗をふる(こうした言動は)、天皇制度の最悪の政治利用だ」と警鐘を鳴らし「天皇制度の最悪の政治利用を許してはならない!」と呼び掛けている。(編集担当:森高龍二)