安倍晋三総理は3日の政府与党連絡会議でG20大阪サミットの開催まで1カ月を切ったとし「(G20を)世界貿易、デジタル経済、環境、地球規模課題、女性活躍の推進など、様々な課題について具体的な解決策を見いだすサミットにしたい」と強調した。
安倍総理は「トランプ米大統領、プーチン露大統領、習近平中国国家主席など、世界の主要なリーダーたちを日本にお迎えする。このところ国際社会では対立ばかりが強調されがちだが、私は議長として意見の違いでなく、共通点や一致点を粘り強く見いだしていく考えだ」と述べ、成果のあるサミットにしたい考えをのべた。
また、安倍総理は「令和の時代を迎え、初めてとなる骨太の方針や未来投資戦略について、今月中にも策定すべく議論を加速させていく考えだ」とし「政府与党一体で政策を前に進めてきた結果、GDPは過去最大規模に達し、国民生活にとって最も大切な雇用においても大きく改善している。新たな令和の時代においても、こうした流れを更に力強いものとし、成長と分配の好循環を拡大させていく。そのためにも、与党と緊密に連携を取りながら取りまとめを進めてまいりたいと思いますので、皆様の御協力を」と要請した。(編集担当:森高龍二)