参院へ問責決議出すのが筋と思うと枝野代表

2019年06月18日 07:08

 立憲民主党の枝野幸男代表は16日、参院選で何を訴えるかを記者団に問われ「暮らしを豊かにしていく経済運営へ転換していく。違いを認めあい、多様性を力にする社会に転換していく。隠ぺい改ざんなどに象徴されるまっとうでない政治を国民にオープンで透明性の高い、国民が参加意識を持てる民主主義へ変えていく」と強調した。

 また内閣不信任案に関しての問いには「(衆院)解散がないという報道が相次いでいるので、こういう状況なら参院選に挑むわけなので、参院で問責決議を出すというのが筋ではないかなと思っている」と答えた。

 枝野代表は高齢者の暮らしの問題に関し「年金の範囲の中でしっかりとした医療や介護が受けられるという、その安心をまず作っていく」とし「高齢者の皆さんにとっての最大の不安は病気になった時、介護が必要になった時、そういう不安が最大の不安だと思うので、そこに対応できる医療や介護の体制を早期に作り上げる」とした。(編集担当:森高龍二)