小宮山洋子厚生労働大臣は年金支給で物価スライドを反映せずに支給してきた結果、2.5%、額にして7兆円払いすぎている特例水準の解消について、18日のNHK日曜討論で「来年度10月から解消に入り、3年間で解消する」と年金減額を3年かけて実施していく考えを語った。
また、同番組に出席した森永卓郎獨協大学教授が物価スライドに加え、マクロ経済スライドの分を含めると8%くらい過払いになっていると指摘。
小宮山厚生労働大臣は「マクロ経済スライドが働くようにしなければいけない」とし、3年間での物価スライドの解消が図れたあとに、マクロ経済スライドについても検討していく姿勢を示した。(編集担当:福角忠夫)