国会にTPP審議の特別委設置をめざす 公明

2011年12月19日 11:00

 公明党は国会にTPP問題を専門に審議する特別委員会の設置をめざす。先の臨時国会でも自民党とともに提案したが与党側が積極的でなかったことから実現しなかった。

 このため、年明けからの通常国会で、改めて設置を求めていく考えだ。公明党は国会での審議が極めて不十分で、事案が複数の省庁に横断していることを踏まえ「明年、TPPが本格化する中で、引き続き特別委員会、あるいは調査会の設置の実現をめざす」としている。国民の前での集中的な審議の必要を訴え、与党側に設置を求める。(編集担当:福角忠夫)