「逃げずに総理」一問一答形式の予算委で説明を

2019年11月22日 07:01

 20日の衆院内閣委員会で総理主催の「桜を見る会」招待者1万5000人の内、自民党・政権関係者で約8000人近くになっていることが明らかになったことを受け、日本共産党の志位和夫委員長は「首相推薦1000人、副首相・官房長官等1000人、自民関係者推薦6000人。半分以上は政権・自民の推薦者だった。『各界の功労功績のある方』を招くという建前は一体どこへいった? 」と強い憤りをSNSで発信した。

 志位委員長は「(桜を見る会を)血税を使っての買収の場にしてしまった責任は重い」と提起し「逃げずに予算委に出てこい!」と一問一答のやり取りができる予算委員会での丁寧な説明を総理に求めた。また招待者推薦枠が6000人もあった自民党についても、野党の集中審議要求に応じる責任が強く問われ始めている。

 志位委員長は「推薦者について意見を言ったが、招待者の取りまとめに関与していない」と答えた総理の国会答弁について「こんな言い訳、誰が信じようか。会を主催している首相の『推薦者』が招待されないわけがなかろうに」と発信した。(編集担当:森高龍二)