一川保夫防衛大臣は７日の参議院本会議で、防衛大臣として適材適所か、自らの職についての認識を問われ「これまでの経歴も加味されて任命されたと認識している」とし「防衛大臣として反省すべきは真摯に反省し、国民の信頼回復に努め、職責を果たしていきたい」と続投へ強い意欲を示した。
岡田広議員(自民党)から「適材適所か、（国会運営という）高い見地からの総合的な判断はないのか」と大臣を辞す考えがないか質されて答えた。
一川防衛大臣は「これまでにも安全保障には政治家としてしっかり関心を持ち、衆議院、参議院の関係委員会の理事を務めてきた。大臣任命にはこれまでのこうした経歴も加味されたものと認識している」とした。そのうえで「沖縄の懸案事項、防衛力の整備、災害への対処、国際協力など防衛省の抱える諸課題にしっかりと、職務を一歩一歩、着実に成し遂げて行きたい」と述べた。（編集担当：福角忠夫）
