第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会の東京招致に関する決議案が7日開かれた参議院本会議で賛成222、反対6の賛成多数により決議された。
中川正春文部科学大臣は決議を受けて「第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会を東京都に招致し、東京で開催されますことは国際親善とスポーツ振興にとって誠に有意義であり、東日本大震災からの復興と世界からの支援への感謝の気持ちを世界に示すものになると思います」と語るとともに、「政府としても決議を尊重し、スポーツ基本法を踏まえ、招致の実現並びに準備体制の整備に万全の努力を払います」と招致に向けた取り組みへの意欲を示した。国立競技場の整備等も急がれることとなる。
第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会の開催都市は再来年9月7日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催される国際オリンピック委員会総会において決定することになっている。(編集担当:福角忠夫)